『先物市場のテクニカル分析』より。メモ程度に書き残す。
・トレンドラインについて学んだ。これまで安値、高値を結ぶものというぐらいの認識だったが、例えば、1日の途中で安値をブレイクしたものの、終値ではブレイクしなかった場合はどのようにラインを引くかなど、細かい点を学べた。これは結局答えは出ていないので、仮のトレンドライン(点線)と実体のトレンドライン(実線)の2種類を引いておき、次の日の動向に注目するのが適切とのことだった。トレンドというものは、時間軸も大きく関与しており、1週間や1ヶ月ではなく、もっと長期のトレンドが転換する(転換したと判断する)には時間を要するようだ。また、トレンドラインの傾きは45度が標準とのこと。これに対して、上昇が強すぎる場合は急傾斜になったり、そうでない場合は緩傾斜でそもそも上昇トレンドを疑ったりする。45度を超える上昇で傾きが急になっていく際は、トレンドラインではなく移動平均線を活用してトレードするのがいいとのこと。状況に合わせて使うテクニカルを変えていくことが重要。
・ファン理論について学んだ。例えば、上昇トレンドからの転換の際に、安値を結ぶトレンドラインを引いて(1本目)、それをブレイクしたら、1本目の始点とブレイク後の安値を結ぶラインを引き(2本目)、さらにそれもブレイクしたら同じように3本目のラインを引く。この3本目のラインをブレイクすると、上昇トレンドからの反転とみなすという理論。テクニカルの世界において、’’3″という数字は重要。ダウ理論やエリオットウェーブ、トリプルトップなど。
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